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不妊症と漢方薬は非常に相性が良いと言われています。 なぜなら、漢方薬は元々、人間のからだの生命力を高めて病気を治す薬です。そして、人間の持っている子孫を残そうという生命力(本能)を高めてくれるからです。
特に現代人は、生命力を弱める甘い物(チョコレート・ケーキ・スナック菓子等)や冷たい物(アイスクリーム・ジュース・果物等)を好みますし、かなりの運動不足になっていますので、卵子の質は低下し、精子の元気もなくなっています。現代人にとって“不妊症”は、もう人ごとではありません。 また、不妊治療に使用する不妊治療薬はホルモン剤なので長期使用すると副作用が心配です。 その点、漢方は体にやさしく副作用がないと最近の不妊治療に多くの漢方が処方されています。
注意:漢方であっても100%副作用がないわけではありません。 服用する人の症状によっては漢方でも副作用はありますから、 漢方薬を服用して変だと思ったら漢方の服用をやめ、ただちに 主治医又は漢方薬剤師にご相談下さい。
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なぜ不妊治療に漢方なのでしょう? |
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漢方は不妊治療としてだけでなく、漢方は免疫力の向上と体の抵抗力を高めるのを得意としますので、不妊治療をしながら体全体を健全な状態にする効果も期待できます。 不妊治療を受けている方は、不妊の原因は1つとは限らず複数からなる場合が多いようですので漢方での不妊治療は合っているのかもしれません。
以上のように漢方薬は体全体に良い作用をもたらしてくれることを理解いただけたかと思います。 しかし不妊治療薬(西洋薬)が副作用があってすべて悪いわけではありません。 漢方と西洋薬を上手く使いわけて不妊治療に役立てていきたいですね。
漢方は4000年の歴史とも言われていますようにとても奥が深いのです。 それに一言で漢方といっても漢方の種類は数え切れないほど存在します。 漢方薬を服用するのであれば、まんぜんと使用せず、本当にしっかりと勉強した医師や薬剤師に相談する事が大変大切です。
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不妊の原因 |
原因をさがし、夫婦共に体質改善で強いからだを作ります! (女性だけでなく、男性にも問題がある場合も多いと言われています。) 不妊症の原因は、女性にのみあるとは限りません。男性に原因がある場合も決して少なくありません。 特に最近は「環境ホルモン」、化学物質や紫外線、ストレス、食生活をはじめ生活・自然環境の急速な変化などによる精子数の減少、機能の低下なども考えられます。女性に原因がある場合、その原因を探し出し、また効果が出ているかどうかを知るために、私たちは基礎体温表を活用しています。必要な漢方薬を選ぶときにも参考になりますので、必ずつけるようにしましょう。 妊娠しやすい状態に持っていくには、何よりも女性は子宮の温度を一定に保つことです。それによって卵巣・子宮の血液の流れが良くなり、質の良い卵子ができ、子宮内膜が柔らかくなります。このためには食べ物では冷たいものを少なくし、服装も短いスカートやお腹を出すのはやめて、足腰を冷やさないように注意しましょう。 冷えると水が氷になるように、血が冷えて「おけつ」(流れが悪くなって固まりやすいベトベトした血液)が出来、女性特有のトラブルのもとになります。 男性では、特にアルコールの飲み過ぎは精力を消耗させるとともに、それによってできる湿と熱が精子の放出を悪くすることもありますのでなるべくひかえ、お酒を飲む機会を少なくしましょう。 肝臓の湿と熱を取るには竜胆シャ肝湯という漢方薬を活用しています。 また、鹿茸(ろくじょう:鹿の幼角)などの動物から取った薬が入った、腎(じん)の働きを高める補精・補腎薬によって精子の数を増やし、活動力を強めることも出来ます。
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気をつけたいこと |
女性 ●子宮の温度を一定に保って 卵巣・子宮の血液の流れを良くし、質の良い卵子を作る!
●冷たいものを食べたり、短いスカートなどでからだを冷やさない!
男性 ●肝臓の湿と熱をとる!
●腎の働きを高め、精子の数を増やし活動力を高める!
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基本は気(き)と血(けつ) |
中国漢方では人体は五臓六腑(ごぞうろっぷ)を中心として、体の基礎物質である気(エネルギー)と血(けつ)が経絡という
通り道を流れて生命活動が維持されていると考えています。女性特有の病気でも他の病気でも、中国漢方の治療原則は
同じで、まず気と血の状態と、五臓六腑のどこで問題を起こしているのか、病気の性質が冷えと熱のどちらにあるのかなど
といった情報を分析して、治療の方法を決めてゆきます。
赤ちゃんの誕生も同じ
女性特有の月経・妊娠・出産・授乳のおおもとは血(けつ)です。しかし血だけでは充分に機能することはできません。
気(き)の助けがあってはじめて血(けつ)は力を発揮できます。気と血のトラブルは二つしかありません、一つは不足した
状態で、中国漢方では虚(きょ)といい、気が不足すれば気虚(ききょ)、血が不足すれば血虚(けっきょ)となります。
もう一つは気、又は血が滞った状態で、気が滞れば気滞(きたい)、血が滞れば「おけつ」となります。
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あなたの不妊はどのタイプ?(不妊症・生理不順で悩む女性の漢方治療) |
不妊症に悩む人は大きく次の5つのタイプに分かれます。最も多いのは血虚(血液不足)タイプですが、どれか一つのタイプにおさまる人は少なく、血虚と気虚が重なったり、お血と気滞の両方を持つ場合が多く見られます。
また、血虚と気虚の症状が進むと腎虚(じんきょ)になります。中医学理論に基づいて体質を判断し、改善を図る方法が漢方による不妊治療なのです。
まずは問診にて体質・タイプを割り出し、それぞれに効果的な対策、漢方薬を紹介していきます。
お悩みの方は、下記にお問い合わせいただくか、漢方無料相談フォームより、必要項目を記入して送信してください。
経験豊富な漢方薬剤師、又は鍼灸師が、患者様のお悩みを解決させるための的確なアドバイス、漢方薬の処方をさせて頂きます。
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